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マルエツ/生鮮加工・物流センター新設

2010年09月15日 / 経営

マルエツは首都圏の全店への物流網の再構築を図る。9月8日に神奈川県川崎市に「川崎複合センター」を開設した。精肉と鮮魚のアウトパック商品の加工と日配・惣菜の物流を担う施設で、投資額は約40億円、延床面積は約2万㎡。

センターの稼動に先立ち4月に、鮮魚・精肉の加工を担う子会社としてマルエツフレッシュフーズを設立しており、複合センターでの生鮮食品の加工作業を内製化した。

2011年度以降に、埼玉県内に同様の複合センターを設立する計画で、現在、白岡生鮮加工センター(埼玉県白岡町)、浦和加工センター(埼玉県さいたま市)で行っている業務を新複合センターへ移管する計画だ。

川崎複合センターは東京、神奈川、千葉の一部の店舗へ商品を供給。埼玉県内に新設するセンターは埼玉、千葉、栃木、茨城へ商品を供給する計画だ。

同社は、6月に横浜常温センター、8月に八潮常温物流センターを稼動させ、ドライ商品の物流を再構築している。

新設する複合センターと合わせて、4つのセンターで全店舗への商品供給を効率化する予定だ。

また、新センターの稼動に伴い店舗へ供給するアウトパック商品の供給比率を見直す。売上高を基準として、5つの店舗類型を設定。アウトパック商品の供給比率を30%~100%までの5段階に分け、店舗特徴に合わせた供給体制を精緻化するという。

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