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ウエンディーズ/2011年後半に東京都内に再出店

2011年03月04日 / 海外経営

米国ウェンディーズ・アービーズ・グループの子会社ウェンディーズ・アービーズ・インターナショナル(WAI)は3月3日、業務用食材卸業のヒガ・インダストリーズ(HI)との資本業務提携し、日本国内で「Wendy’s(ウェンディーズ)」を展開すると発表した。
3月末までにWAIとHIが合弁会社として、ウェンディーズ・ジャパン合弁会社を設立する。出資比率は、WAIが49%、HIが51%。フランチャイズ契約ではなく、合弁会社が直接、日本で事業展開する。
再上陸するにあたり、第1号店は2011年後半、東京都内に出店、その後数年をかけて日本全国への出店を計画する。
メニューは、撤退前と同じ、四角いビーフパテのウェンディーズ・オリジナル・ハンバーガーやチリビーンズ、デザートフロスティなどに加え、新たなメニューとして、プレミアム・サンドイッチやグルメ・トッピングを加えたハンバーガーなどを開発する予定だという。
第1号店の店舗イメージは、撤退前とは一新し、上質感のある店舗イメージを採用する計画。旗艦店としての位置づけで、これまでの若年層に加え、年齢層の高い高齢者や女性が入りやすい店舗を目指すという。
多店舗展開にあたっては、合弁会社が直営店舗を出店するほか、合弁会社を日本国内でのFC本部としたフランチャイズによる展開も検討する。
Wendy’sは、日本国内で71店舗を展開していたが2009年12月に日本国内でのフランチャイズ契約終了により、日本から撤退した。
なお、合弁会社の社長は、ヒガ・インダストリーズの代表取締役会長のアーネスト・エム・比嘉氏が兼務する。

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