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ウェンディーズ/表参道1号店は年商2億4000万円が目標 【動画】

2011年12月27日 / 店舗経営

ウェンディーズ・ジャパンは12月27日、東京都渋谷区の表参道に1号店を開店した。


アーネスト・M・比嘉ウェンディーズ・ジャパンCEOは「再上陸にあたって、ウェンディーズの30年の歴史によるファンの声に期待している。ただ、まったく同じことをするのではなく、世界で一番厳しいお客さんである日本の消費者にあわせることが必要だ。さらにアメリカの外食のトレンドであるファーストカジュアル、レストランとファーストフードの間の業態コンセプトを提案したい」とあいさつした。
1号店の目標月商は2000万円で、年商では2億4000万円、平均単価は700~800円を想定しているという。
<比嘉CEOとリグテン国際社長>20111227wendyskaikenn.jpg
かつてウェンディーズが日本から撤退したことについて、比嘉氏は、「過去のウェンデーズではフランチャイズビジネスの統一性のため、日本への適合化をしていなかったことが課題だったと思う。今回は、米国ウェンディーズとの合弁会社という形で事業展開するので、日本市場への適合ができる」と解説した。
ダリル・ヴァン・リグテンThe Wendy’s Company国際社長は「比嘉氏の分析は正しいと思う。日本でのビジネス経験が豊富な比嘉氏のブランディングを信頼している」と語った。
日本での品質訴求戦略として、「日本限定のスペシャルバーガーとして、フォアグラやトリュフなどを使用したハンバーガーを展開し、わざわざ来店するきっかけを提供したい」(比嘉氏)という。
当面の間は、六本木、渋谷、新宿など都内での出店に注力し、5年間で100店舗という出店計画を達成する予定だ。
また、店舗コンセプトはファーストカジュアルをイメージした1号店の表参道のスタイルを踏襲していきたいとしている。

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