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マイヤ/岩手の被災地に出張販売

2011年04月04日 / 店舗経営

岩手県大船渡市に本社を置き、三陸沿岸を中心に16店舗の食品スーパーを運営するマイヤは3月29日から被災地出張販売を開始した。
29日、陸前高田市高田町のプレハブ店舗で出張販売を開始したのを皮切りに、30日からは同市米崎町でも出張販売を実施。31日からは、大槌町でも出張販売を始めた。
販売は毎日午前10時に開始し、終了時間は未定。販売商品は、お米、カップ麺、野菜、飲料、衣料品(肌着、靴下、防寒衣料)など。
同社は陸前高田市の2店、大船渡市の3店、大槌町の1店が震災により、全壊あるは半壊となったが、現在、10店舗で営業を実施している。
米谷春夫社長は3月18日、同社のホームページに「マイヤは、陸前高田の2店舗、大船渡4店舗のうち3店舗、大槌町のマストがそれぞれ全壊あるいは半壊で営業停止しましたが、大船渡インター店はじめ、10店舗で営業中です。 このような非常事態だからこそ、食のライフラインを支える使命を重く認識し、できるかぎり精一杯の商品供給に努めております」
「愛して止まないふるさと・岩手の暮らしを守るため、従業員も必死に頑張っています。失くしたものをいつまでもくよくよせず、残されたものに希望を託して、一日一日をスクラムを組んで乗り越えていきましょう」とのコメントを掲載した。

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