イオン／パルコの新役員体制に合意

2011年04月20日／経営

イオンは4月20日、パルコと森トラストとの間で、パルコの新取締役選任議案や業務提携の協議について合意したと発表した。

パルコが株主総会に提出する取締役候補の選任議案に森トラストとともに賛同する。

新たな取締役候補の選任において、平野秀一取締役兼代表執行役社長は退任し、専務執行役となる。牧山浩三取締役兼専務執行役員が取締役兼代表執行役社長に就任する。

新取締役会はパルコ2名、森トラスト2名、イオン1名の取締役のほか、5名の社外取締役で構成する。

また、パルコとイオンは、本総会終結後に、業務検討委員会を共同で設置。イオンが3月17日にパルコに送付した業務提携に関する提案書の内容の検討を含め、両社間の業務提携の実現について協議を行う

イオンは「パルコとの間の資本・業務提携の実現が、パルコの企業価値・株主価値の最大化に資するだけでなく、パルコの従業員・お取引先様・お客様の皆様を含むあらゆるステークホルダーの皆様にとっての価値の最大化を可能にするものと考えており、その実現に向けて引き続き努める」という。

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