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イオン/アジアで現地採用を積極化

2011年02月23日 / 海外経営

イオンは2月22日、中期3か年計画の早期実現に向けた「グループ採用計画」を発表した。

日本に限らず中国(香港含)・マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム等の各国で、5年後、10年後に経営の中核を担いグローバル志向を有する次代を担う若い人材を3年間で1万人以上採用する。

また、新卒の就職内定率が悪化している国内の環境を鑑み2011年度は、国内の中間採用を含め国内外で2000人以上採用する予定。

3年間の合計で、海外からは2500人を採用する計画。イオンは、2011年度からの中期3か年計画で、著しい成長が期待できる「アジア」に大きくシフトすることを発表した。

イオンが求める人材は、各国での事業を通じて顧客の生活を豊かにするという志を有し、異なる文化や生活慣習、言語等を受け入れ、自らが持つ強い信念のもとグローバル化に対応できる多様性を有していることが前提。

特に、各国の文化や生活慣習等に強い関心を持つ人や留学生、各国の言語に秀でた能力を有する人、今後、強い意志でそれらを精通・習得し海外で能力を試してみたいという意欲を有する志の高い人材を採用するという。

イオンは、1984年マレーシアにジャヤ・ジャスコストアーズ(現イオンマレーシア)設立以来、海外で総合スーパーや食品スーパー、コンビニエンスストアなど約1800店舗を展開するほか、金融事業をはじめ専門店事業・サービス事業などグループ各社が「アジア」での展開を加速させている。

なお、2011年度の採用情報は、3月中旬にイオンのホームページで発表する。

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