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流通経済研究所/購買者のマーケティング研究会、募集開始

2011年05月18日 / 店舗経営

流通経済研究所は、ショッパー(購買者)の心理や購買行動に着目する考え方と導入ポイントを紹介するショッパー・マーケティング研究会を6月発足する。
参加対象を消費財メーカーと卸売業に月例のセミナー形式で、来年3月まで計8回開催する。
研究会では、ショッパーの購買を後押しする売場作り、プロモーション方法を考察・紹介とショッパーの支持を広げる流通チャネルにも着目し、店舗見学会も実施する。
ネットスーパーの動向を詳しく取り上げる考えで、大手ネットスーパーの運営事業者を講師に招くなど、小売業との連携も強化する。
研究活動テーマの柱●テーマ1:ショッパー視点の売場作り・プロモーション事例の研究ショッパーの属性(年代、ライフスタイルなど)に沿った、効果的な売場のあり方ショッパーに有効な、店頭でのプロモーション施策のあり方(※アンケート調査を中心に)WEB・ネットを活用した、プロモーション施策のポイントと導入上の課題
●テーマ2:注目の流通新業態・新店事例の研究主要小売チェーンの新店を中心に、その品揃えや陳列方法、価格政策、プロモーション手法、売場の雰囲気作りといった展開状況を考察。ネットスーパーでの購買活動の特長や、それを踏まえた販促戦略のあり方について研究・報告。欧米の流通企業やメーカーの取り組み動向も紹介。国内の他業態(SPAなど)で、先行展開、成功している事業者にもスポットを当て、成果につながる「売り場作り」のポイントも探る。
●テーマ3:ショッパーの店舗選択、業態選択行動の研究「ショッパー」が店舗や業態を選択する際の行動特徴を把握し、有効な売り場作りに関する課題を抽出・ショッパーのライフスタイル(食生活、買物行動、情報収集)・店舗や業態の利用状況(全国・地域別、商品カテゴリー別)・主に利用するチェーンおよび業態の評価・ショッパーによる主利用チェーンの売場(カテゴリー)別評価
短期セミナーなどでの反響が大きかったため、研究成果を定期的に報告する「研究会形式」に格上げした。
ショッパー・マーケティング研究会への参画費用は1社あたり157万5000円で、全国3000-4000人を対象とし、店舗選択や購買場面の心理・意識を問う、ショッパー調査のレポート報告書費用(対外予価50-60万円)も含んでいる。
■ショッパー・マーケティング研究会の詳細、参加方法http://www.dei.or.jp/project/project_sm2011.html
問い合わせ流通経済研究所TEL:03-3494-2675担当:伊藤、池田

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