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トイザらス/東南アジア展開を合弁で

2011年11月05日 / 海外経営

米国のトイザらスと利豊零售(リー&フン・リテーリング)は11月3日、東南アジアとグレーターチャイナでのトイザらス(Toys”R”Us)の事業に関する合弁事業契約を締結したと発表した。
今回の契約により、現在アジア9市場の100拠点を超す店舗・オフィスで構成されるトイザらスのライセンス事業は今後、トイザらスが過半数の70パーセントを所有・支配し、利豊零售が30パーセントを所有する。
この合弁事業契約には、トイザらスが将来この事業の残りの株式を取得できることが条件に含まれている。
ブルネイ、中国、香港、マレーシア、シンガポール、台湾、タイのトイザらスの既存90店舗は、この合弁事業に含まれることになる。
これらの店舗はトイザらスの完全自社保有事業と見なされ、これで世界的にトイザらスが完全保有する拠点の数は17パーセント増加する。フィリピンとマカオの残り14店舗は、ライセンス契約に基づいて営業を続ける。
合弁事業には、7市場におけるオフィス業務の所有・監督と香港の地域本部が含まれ、これまでライセンス事業に携わっていた350人を超す従業員は今後、トイザらスの従業員となる。アジアの8物流センターの既存ネットワークは、トイザらス店舗への配送に使用する。

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