青山商事／衣料品製造の服良を完全子会社化
2011年11月11日 ／ 経営
青山商事は11月11日、メンズ、レディススーツ、フォーマルウェアなどを生産する服良の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
服良は、青山商事が販売するスーツなどを生産する製造会社であり、中国に生産拠点を持ち、高い技術力と生産管理能力を有する企業で、売り上げの約90％が青山商事向けという。
紳士服販売の分野で一層の成長を図るための中長期的な商品調達戦略としては、中国での安定的な生産を確保しつつ、東南アジアへの生産拠点の拡大により高品質かつ安定的な商品を確保することが重要となっている。
しかし、中国SPAや東南アジアは、現時点では高品質の商品の生産は難しく、これを実現するためには服良の有する技術力、生産管理能力が必要であると判断した。
中国での積極的な出店を計画しており、服良の生産と物流拠点を活用することにより一層効率的な出店が可能となるという。
