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サイゼリヤ/銀座初出店で、稼動店舗1000店を達成

2011年11月16日 / 店舗経営

サイゼリヤは16日、稼動店舗として1000店舗目となる「サイゼリヤ銀座インズ店」の内覧会を開いた。銀座への出店は初めてで、17日に開店する。
<サイゼリヤ銀座インズ店>20111116saizeriya1.jpg
同社は創業者の正垣泰彦代表取締役会長が1967年に千葉県市川市に1号店を開店したのが始まりで、国内902店舗、海外98店舗を運営している。
今後、超都心型立地やオフィス街立地での出店も検討する計画で、織戸実取締役店舗運営本部長によると「リーマンショック以降、都心部でも不動産賃料コストが低下した。これまでは、コスト面で難しかった超都心部でも出店ができる環境ができつつある」という。
2012年8月期は、87店を出店。一方、スクラップ&ビルドを含む47店を閉店し、40店を純増させる計画で来期の期末国内店舗数を922店に拡大し、将来的には国内1000店舗体制を目指す。
<創業当時のメニュー>20111116saizeriya2.jpg
創業時代に通常価格より7割引きで販売を始めたのがサイゼリヤの原形で、1977年に千葉県市川市にセントラルキッチン機能を備えた市川北口店を開店で多店舗化に着手し、1994年に100店舗を達成した。
1997年には、セントラルキッチンとなる吉川工場を建設、1998年に200店舗を達成し、2000年から年間100店舗超の大量出店を開始した。
2003年には中国上海市に海外1号店を開店し、総店舗数が700店を超え、2009年に海外店舗50店舗を加え900店舗体制となった。
年間で日本の人口と同じ来店客数を得ることを目標としていたが、2010年度は来客数が1億2000万人を突破した。
今後は海外の出店を強化し、15年後には中国の人口と同じ年間13億人の来店客数を目指すという。

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