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ユニー/5月に持株会社体制へ移行

2012年02月16日 / 経営

ユニーは2月16日、5月に持株会社体制へ移行すると発表し、ユニーグループ・ホールディングスを設立した。

資本金は500万円で、持株会社体制への移行するための準備会社。持株会社体制移行後の取締役の人数や構成は、持株会社体制移行時までに決定する。

現ユニーの代表取締役社長の前村哲路氏が持株会社体制移行後の代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)、現サークルKサンクスの代表取締役社長の中村元彦氏が代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)に就任する。

2011年9月頃から、グループにおける今後のグループ経営のあり方について検討を開始した結果、食料品を主体とする総合小売業とコンビニエンスストア事業のノウハウを有機的に組み合わせることが急務と判断した。

ドミナントエリアでの食料品事業を主体とするスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどとのさらなるグループ化を図り、顧客満足と新たな需要創造を目指すことが、グループとして必要であるとの結論に至った。

持株会社体制へ移行するにあたって、会社法に規定される会社分割により、ユニーの事業を新たに設立する会社に承継することを想定しているという。

会社分割と持株会社体制への移行は、5月17日開催予定の定時株主総会で定款変更議案が承認されることを条件に実施する。

一連の取引により、ユニーはグループ各社の株式を保有する純粋持株会社となり、引き続き上場会社となる予定だ。

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