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ロイヤルホスト/新店舗システム納入

2012年02月17日 / IT・システム経営

NECインフロンティアは2月17日、レストランチェーン「ロイヤルホスト」の店舗システムを刷新し、全270店舗への納入を行ったと発表した。

新店舗システムは、POSターミナル「TWINPOS5500Ci」および外食産業向けソリューションパッケージ「ProspaidforTWINPOS5500Ci」(以降Prospaid)を中心に構成し、従来異なる運営会社によって3つに分かれていたロイヤルホストの店舗システムを統一して、オペレーションの更なる効率化を実現した。

ロイヤルホストは、以前は地域によって運営会社が分かれ、店舗システムもそれぞれの運営会社で異なるものを採用していた。今回、ロイヤルホスト全270店舗で統一された新店舗システムを導入することにより、これまでシステムが異なることによって生じていた地域ごとのオペレーションの差異がなくなり、全店で統一された店舗マネジメントを実現した。

今回採用された外食産業向けソリューションパッケージ:Prospaidは幅広い運用に対応する高い汎用性があり、標準仕様でロイヤルホストのオペレーションに適用することができた。独自のカスタマイズ開発を行なわないこと、併せて、その標準仕様をロイヤルホスト店舗で徹底して教育訓練をしたことで導入と定着が円滑に進んだ。

これにより、全270店舗へのシステム展開を約1か月という短期間で完了でき、迅速なシステム導入を実現した。また、導入後の店舗からの問い合わせに対しタイムリーに対応できる体制を構築し、店舗での稼動の安定化を迅速に進めることができた。

新店舗システムでは、最新のオーダーエントリーシステムを採用することにより、全体の処理速度やハンディターミナルの操作性が向上し、一連のオーダリング運用効率向上を実現。オーダーから提供までの時間短縮に繋がり、顧客満足を高めるとともに、オペレーションの効率化で生まれた余裕を、他サービスへ振り分けることが可能になった。

問い合わせ
NECインフロンティア
ITサービス営業事業部フード営業推進部
TEL:03-5282-5827

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