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ファンケル/2014年度売上高1010億円、営業利益80億円

2012年03月29日 / 経営

ファンケルは3月29日、中期3か年経営計画策定し、2014年度の業績目標を売上高1010億円、営業利益80億円に設定した。

長期ビジョンで、化粧品と健康食品の事業ブランドをそれぞれ明確に再定義し、化粧品事業ではグローバル・プレミアム・ブランドとしての地位確立を目指す。

化粧品の全ての商品を刷新し、無添加技術を結集したパーソナル化粧品を投入する。

健康事業はブランドネームを2013年1月、「FANCL Health Science」に変更し、事業を再構築する。

独自素材を配合したサプリメントの開発を進め、中高年向け商品のラインアップを拡充するとともに、パーソナルカウンセリングをマルチチャネルで展開する。

海外事業は、FANCLブランドをグローバルに統一し、海外における化粧品のリブランディングを2013年春以降、順次展開する。

各事業での販売方法として、ネットの強化を掲げており、総合サイトの積極的な活用、海外でも既進出国におけるネット中心の通信販売を本格展開し、販売網をマルチチャネル化するとしている。

一方で、段階的に開発・稼働させてきた顧客管理システムを2013年秋に完成させ、チャネルシームレスかつパーソナルなサービスの提供と個客アプローチをさらに進化させるとともに、柔軟な対応が可能となるシステム基盤を構築する。

店舗開発では、首都圏・地方都市の百貨店を中心とした新規出店や、カウンセリング機能強化のためのリニューアル、業態転換を図るとしている。

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