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中小企業庁／公取委にコナカへの勧告を請求

2012年03月30日 ／ 経営

中小企業庁は3月29日、コナカに対する下請代金支払遅延等防止法の措置請求を発表した。

コナカに対して調査を行い、下請代金支払遅延等防止法に違反する事実が認められたため、公正取引委員会に対して、勧告等の措置をとるよう請求したもの。

同庁によると、コナカは、紳士服等の製造を下請事業者に委託しているところ、下請事業者に対し、「値引き」として、下請代金の額に一定率を乗じて得た額を負担するよう要請した。

この要請に応じた下請事業者について、2009年10月から2010年11月までの間、下請事業者の責めに帰すべき理由がないのに、下請事業者に支払うべき下請代金の額を減額していた事実を確認した。

下請代金の額から減額していた金額は、下請事業者10人に対して、総額約3074万円。

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