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国内ペット関連市場/2012年は3994億円を予測

2012年05月05日 / 商品経営

富士経済は5月2日、国内のペット関連市場についてペットフード10品目、ペットケア用品10品目、ペット生活用品10品目の3カテゴリー30品目の市場を調査分析した。

2011年のペット関連市場は前年比0.1%減の3946億円で、2012年は1.2%増の3994億円を予想している。

ペットフード市場では、2011年はドッグフードが縮小、キャットフードが微増となった。ドッグフードは生体の小型化や大袋包装による低価格化などから引き続き苦戦を強いられ、キャットフードは回復した。

2011年のペットケア用品市場は、市場規模200億円以上の猫砂とトイレ用シーツが室内飼育の増加を追い風に前年比2~3%増を維持し、全体市場を牽引したことからプラス成長となった。

ペット生活用品では、100億円規模の市場を形成する観賞魚用の水槽・周辺器具が震災や原発事故の影響で縮小を加速させ、2011年は前年比二桁減となった。

ペットと共に移動する際に使用するキャリーや暑さを凌ぐためのクールマットが特需で伸びた。首輪、胴輪、引紐などの犬具は近年縮小が続いている。

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