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OTC市場/2011年は0.2%増の7850億円

2012年10月22日 / 商品経営

矢野経済研究所は10月19日、OTC市場に関する調査結果2012を発表した。調査によると、2011年のOTC市場規模(指定医薬部外品含む、メーカー出荷金額ベース)は、前年比0.2%増の7850億円と推計した。

市場全体の成長率は前年比で微増であるが、2年ぶりにプラス成長であった。一方で、全般的に競争激化と需要減退に加え、改正薬事法施行に伴う第一類医薬品の伸び悩みが影響した。

薬効別にみると、2010年の猛暑による伸長の反動や夏場の需要期における天候不順により、ドリンク剤は低迷したが、積極的な販促活動や新製品投入が奏功したビタミン剤や解熱鎮痛剤などは好調に推移した。総合感冒薬は堅調に推移したという。

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