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化粧品市場/2011年は0.7%減の2兆2710億円

2012年10月11日 / 商品経営

矢野経済研究所は10月11日、化粧品市場に関する調査結果2012を発表した。調査によると、2011年度の国内化粧品市場規模は前年度比0.7%減の2兆2710億円だった。

2011年度は2008年秋以降の景気後退による消費者の購買意欲の減退が回復しないなか、中価格帯、特にノープリントプライスを採用したメガブランドが、店頭で価値訴求できずに苦戦する一方、1000円前後の低価格帯化粧品が台頭したことで、販売単価の下落が進行した。

2011年度の製品分野別市場規模について、男性用化粧品市場が唯一、前年度比で堅調に推移したが、スキンケア市場、メイクアップ市場、ヘアケア市場、フレグランス市場はいずれも前年割れであった。

スキンケアやメイクアップ市場における主な商品の特徴として、「時短」を訴求した簡便型の商品が注目を集めたという。

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