2012年の米年末商戦では、モバイル端末の利用が消費者の消費行動に大きな役割を果たすとみられている。
NRF(全米小売業協会)によると、スマートフォン保有者の半数以上(52.9%)、タブレット端末保有者の3分の2近く(64.1%)が、年末シーズンのプレゼントや装飾、食料品の検索や購入に端末を用いると回答している。
具体的には、スマートフォン保有者の32.9%が商品の検索や価格比較に端末を利用し、24.9%が店舗の場所や行き方、営業時間などの店舗情報を調べることに端末を用いると答えている。10人に2人近く(17.6%)は、商品の検索や購入にアプリを利用する。
一方、タブレット端末の保有者の間では、年末商戦の買物に端末を利用する人の割合がより大きくなる。10人に4人(44.2%)が商品検索や価格比較に利用するほか、19.8%がクーポンの利用に用い、4分の1以上(27.6%)が店舗の場所や営業時間などの情報を探すのに利用する。10人に3人(30.0%)はタブレット端末を介して商品を直接購入する。
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