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通販物販市場/2012年は7.6%増の6兆2734億円の見込み

2012年12月07日 / 経営

富士経済は12月7日、通信販売(物販、サービス・デジタルコンテンツ)の国内市場調査を発表した。調査によると、2012年の物販市場は6兆2734億円(前年比7.6%増)の見込み。

2012年は、スマートフォンの普及と利用機会の増加によるインターネット通販、モバイル通販の拡大や、震災の影響を受けた企業の実績回復があると予想。

家電製品・パソコンにおいて掃除機や健康・美容家電、タブレット端末など需要拡大が期待される商材への注力などを背景に、物販市場は拡大する見込み。

2011年の物販市場は、8.4%増の5兆8280億円となった。通販形態別では、インターネット通販とモバイル通販が物販市場全体の拡大を牽引したほか、規模は小さいもののネットスーパーを中心とした小売拠点型通販が高い伸びを示した。

商品カテゴリー別では、店舗での購入から通販へのシフトが見られるアパレルや書籍・ソフトなどが伸ばしたほか、震災後にミネラルウォーターや保存食などへの需要が高まったことで食品・産直品が大幅に拡大した。一方、家電製品・パソコンは地デジ特需が一段落し微増に留まった。

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