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ワールド/産学連携プロジェクト

2013年04月23日 / トピックス経営

ワールドは、ライフスタイルストア「フラクサス」6店で、地元近隣の大学・専門学校6校と店舗空間をアートで演出する産学連携プロジェクト「学生コラボSPACE ART(スペースアート)2013 SUMMER」を開始した。

同社は2008年から、「ワールド産学連携アートルームプロジェクト」として、美術や芸術を学ぶ大学・専門学校の学生を対象に、「フラクサス」においてウインドウのビジュアルプレゼンテーションやワークショップの企画・運営を実践する「場」を提供してきた。

6年目となる今年度からは、名称を「学生コラボ SPACE ART」に改め、店頭でのMDカレンダーやファッショントレンドと連動し、お客の来店促進につながるより実践的なプロジェクトとして進化させて行くという。

今回のテーマは、春夏トレンドとして注目されている大胆に“柄”を取り入れた着こなしから発想を膨らませた「Motif Typhoon(モチーフタイフーン)」。

ワールドからのテーマのほか、店舗のコンセプトやターゲット、コストや納期、表現手法などを学生に説明し、それを基に学生は実践の場となる店舗において、ワールド社員の専門的アドバイスを受けながら、既成概念に捉われない自由で斬新な創造性を存分に発揮することを期待する企画。

第1弾は、大阪市立デザイン教育研究所が、4月19日オープンの「フラクサス鶴見緑地」で、開店を祝うカラフルでにぎやかな祭りをイメージした花や風船のモチーフを使って店内を演出した。

20日、21日は学生が企画した手作り人形ワークショップ「つくってデコ・プー」も開催した。

今後、4月から6月にかけては名古屋芸術大学が「フラクサス名古屋」、京都造形芸術大学が「フラクサス伊丹」、九州大学が「フラクサス福岡」で、夏休みの時期には東京藝術大学が「フラクサス武蔵村山」、比治山大学が「フラクサス広島」でそれぞれ実施する計画だ。

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