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新星堂／9億9000万円の貸付金を放棄

2013年06月21日 ／ 経営

新星堂は6月21日、非連結子会社のオーマアトキに対する貸付金9億9000万円を放棄すると発表した。

日本コロムビアに対し、非連結子会社であるシリウスの全株式を譲渡し、非連結子会社のオーマガトキを会社分割（新設分割）の上、新設会社の全株式を譲渡することに伴うもの。

新星堂は、音楽・映像ソフトの販売を中心とし、エンタテインメント小売事業に経営資源を集中させる方針をとっており、音楽著作権管理事業や音楽ソフト等の企画、制作、製造、販売事業について収益性や成長性を検討した結果、現状では、事業を保有し続けるよりも撤退する方が望ましいとの結論にいたった。

撤退を行うにあたり、複数の企業と交渉した結果、該当事業とのシナジーが期待できる日本コロムビアに株式を譲渡すること、オーマガトキに対する貸付金の回収が、オーマガトキの資金不足により困難であることから、貸付金を放棄することになったという。

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