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ユニクロ/秋冬商品で、12のプロジェクトを展開

2013年07月30日 / 商品経営

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ユニクロは2013年秋冬商品で、12のプロジェクトを展開する。

<2013A/Wの取り組み一覧>

今年から導入した新たなコンセプトLifeWearに基づく取り組みで、LifeWearは、柳井正社長が考えるユニクロの服のあるべき形を言葉として表現したコンセプト。

同社の解説では、「ふつう」に着こなしている。そこに、その人のセンスを感じる服。「気持ち良く」着こなしている。そこに、その人のセンスを感じる服。その服を初めて着た時、誰もが直観的に「自分に合う」と思える服。その服を着るほど、誰もが当たり前に「これがなくては」と思える服。それが’LifeWear’あらゆる人の日々を彩り、ひとりひとりの生き方を豊かにしていく服。

<滝沢直己デザインディレクター>

LifeWearのコンセプト作りにかかわった滝沢直己デザインディレクターは「柳井社長は、ユニクロの服は衣食住の中の衣を担うもので、そこにイノベーションができれば、人々の生活を便利にできると考えている。スポーツウェアやカジュアルウェアといったファッション業界の分類とは、違う役割をもっている」と語った。

「通常のファッションは、1つのプロダクトにつくストーリーがあり、顧客はストーリーを求める。ところが、ユニクロは、ストーリーの前に機能があり、その機能が日常性の中に入っている。商品づくりにおいては、マーケット調査、プライス調査もあるが、何よりも、人間の生活の中で、なぜ、その商品が入り込む必要があるのかを考えている」と続けた。

「ユニクロはふつうのファッションのように、次々と新しく変わっていくのではなく、あくまでベーシックな商品を展開している。あたかもスマートフォンのアプリケーションが毎年、改善されていくように、ひとつひとつのプロジェクト改善していく意味を込めて、12のプロジェクトをアイコン風に表現した」とLifeWearを解説した。

2013年秋冬は、ヒートテック、ウルトラライトダウン、フリース、シルク、カシミヤ、コットンフランネル、ウルトラストレッチジーンズ、レギンスパンツ、ウォームイージーパンツ、デニム、シャツ、トピックス(ブランドとのコラボレーションなど)を展開する。

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