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パレモ/2月期は当期損失22億円、役員報酬を減額

2014年03月18日 / 決算経営

パレモは3月18日、2014年2月期通期業績予想の修正を発表した。

売上高362億9200万円(前回予想比3.5%減)、営業損失4億7900万円(4億2000万円の営業利益)、経常損失4億3300万円(4億6000万円の経常利益)、当期損失22億54000万円(0円の当期利益)とした。

売上高は、春物の立ち上がりや夏場のシーズン商品などは好調に推移した反面、秋以降の残暑や台風の影響で秋物全般に不振が続いたほか、冬シーズンの主力アイテムであるアウターの販売が落ち込んだ。

利益面では、売上高の減少に加え、円安による原価の高騰・秋冬物の値下販売の増加による影響により、営業利益・経常利益は、それぞれ前回予想を下回る見込み。

当期利益は、繰延税金資産を12億7700万円取り崩すことなどにより法人税等調整額を13億1600万円計上することから、当期損失となる見通し。

すでに業績に連動したかたちで役員報酬を減額しているが、業績予想の下方修正を真摯に受け止め、役員報酬をさらに減額する。

6月から2015年5月までの1年間、取締役の役位に応じて、役員報酬月額の20%から30%の幅で減額を実施する。

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