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ユニクロ/国内のパートタイマー1万6000人を正社員化

2014年03月19日 / 店舗経営

ファーストリテイリングは3月19日、国内ユニクロ事業で雇用する約3万人のパートタイマー、アルバイトの内、約1万6000人を、2年から3年かけて正社員化する方針を明らかにした。

人事制度の見直しを図る一環で、現在、地域限定勤務となっている「リージョナル社員」の登用要件を緩和する。「国内の景気回復に伴い短時間勤務のパートタイマーやアルバイトの確保が難しくなっている。また、従業員の価値観が多様化していることに対応した施策」(同社)。

これまで、リージョナル社員になるには、フルタイム勤務で土日などの繁忙期に必ず出勤できることが条件であったが、条件を大幅に緩和。子育てで、土日に休みを取りたい、フルタイムで働くことができないといった人にも、条件緩和で正社員への道を開く。

同社によると、「正社員というより安定した条件で働いてもらうことで、店舗従業員のモチベーションや能力のアップを図りたい」という。今月、初めから、正社員の希望者の面接を開始しており、今春から順次、新制度の下での正社員が誕生する予定だ。

なお、従来の全国転勤可能なナショナル社員制度に加え、海外勤務を想定したグローバル社員制度を導入し、海外勤務を希望する社員も積極的に登用する。

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