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経産省/飲料・菓子、納品期限緩和へ

2014年03月27日 / 商品経営

経済産業省は3月26日、サプライチェーン効率向上・食品ロス削減等の効果を検証する実証事業を実施し、最終報告資料を公表した。

実証実験では、飲料・菓子の一部品目の小売店舗への納品期限を現行の「賞味期間の2/3残し」から「賞味期間の1/2残し」へと緩和し、それに伴う返品や食品ロスの削減量の効果測定した結果、小売8社のうち7社の物流センターで納品期限切れする商品の比率が減少した。

食品ロス削減効果を拡大推計すると4万619トンで、事業系の食品ロスの1.0%~11.4%に相当する規模だった。

このため、飲料と賞味期間180日以上の菓子は、食品ロス削減効果が見込まれることから、関係者と納品期限緩和に向けた検討を行うとしている。

■納品期限の見直しに関する実証事業の最終報告
http://www.dsri.jp/forum/pdf/20140313.pdf

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