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丸井グループ/2016年度の営業利益360億円以上

2014年05月13日 / 経営

丸井グループは5月13日、2016年度を最終年度とする3か年の中期経営計画を発表した。

2016年度の経営指標は、連結営業利益360億円以上、ROE6.0%以上とした。

小売・店舗事業では、新たなビジネスモデルとして5月に改装グランドオープンの町田マルイを皮切りに定期借家契約への切り替えをすすめ、ニーズに対応した店づくりに加え、収益の改善と安定化をはかり、消費税増税の影響を乗り越えて新たな成長基盤を確立する。

自社売場は、まず丸井店舗内において独自性の高い分野に経営資源を集中して収益力と競争力をより一層高め、その上で丸井店舗外への出店を目指す。

WEB通販は、店舗×カード×WEBの三位一体でシューズ・バッグのNO.1サイトを確立し、EC市場全体の伸び率を上回る成長を実現する。

カード事業では、丸井店舗内が中心だったカード発行拠点を、長崎のハウステンボスやゲームソフト開発のアイディアファクトリーといったさまざまな地域・分野の企業との提携やWEBなどを通じて全国に拡大し、事業基盤のさらなる強化を進める。

活力があり生産性が高い組織を確立するため、「個人の中の多様性」「男女の多様性」「年代の多様性」の三つの多様性が活かせるよう、多様な職種をもつグループ会社間での異動の積極化、意思決定の場への女性・若手の参画、生涯を通じて活躍できる働き方の具現化などを進める。

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