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丸井グループ/3月期はカード事業損失引当で当期損失236億円

2011年05月14日 / 決算

丸井グループが5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は4064億7200万円(前年同期比3.0%減)、営業利益147億9500万円(41.7%増)、経常利益140億8800万円(42.0%増)、当期損失236億3800万円(前期は51億400万円の当期利益)となった。
小売事業では、既存店の買上客数が3年連続で前年を超えるとともに、カード事業では、キャッシングの取扱高は減少したものの、ショッピングクレジットが引き続き好調に推移した。しかし、東日本大震災やそれに伴う計画停電の影響などにより、減収となった。
利益面では、継続した販管費の削減もあり営業利益、経常利益ともに増益となった。
最終損益は、カード事業において将来発生が見込まれる損失に備え利息返還損失引当金249億5300万円、貸倒引当金55億8000万円の繰入と、固定資産の減損損失、投資有価証券評価損の計上などにより、236億3800万円の当期損失(前期は51億400万円の当期利益)となった。
来期は、売上高4110億円(1.1%増)、営業利益150億円(1.4%増)、経常利益145億円(2.9%増)、当期利益80億円(-)の見通し。

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