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伊藤忠商事/米国カジュアル「ジョーズ」ブランドを本格展開

2014年07月01日 / 商品経営

伊藤忠商事と東レ・ディプロモードは6月30日、アメリカ西海岸発コンテンポラリーカジュアルブランド「ジョーズ(JOE’S)」を本格展開すると発表した。

<商品の一例>
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2015年春夏から、レディースコレクションを展開するもの。ジョーズは、2001年米国西海岸のロサンジェルスでプレミアム・デニム・ブランドとして誕生した。

伊藤忠商事は2003年から、「ジョーズ」ブランドの独占輸入販売権を取得し、日本市場展開を行ってきた。今回、東レ・ディプロモードを新たな販売元として、これまで主に展開してきたデニムボトムに加え、新たにアウターやトップス等のアイテムを拡充し、「レディースコレクション」として、トータルウェアでの展開を開始する。

中心価格帯はメインアイテムのデニムパンツで23,000円~39,000円、トップス、ドレスで13,000円~49,000円と、コンテンポラリーカジュアルブランドとして手の届きやすい価格とした。

顧客年齢層は20代から40代、中心購買層は30代前半から40代前半を想定する。販路は、高感度セレクトショップ、百貨店を中心に展開し、初年度売上として、小売上代ベースで5億円を目指す。

デザイナーのジョー・ダーハン(Joe Dahan)は、あらゆる体型の人が納得のいくデニムパンツのシルエットを見つけるため、1000人のフィッティングを経てパターンを作成するなど、完璧なフィッティングと満足感の追求に取り組んできたという。

2007年からは、アウターやトップスなどの展開も開始し、トータルウェアブランドとして新たな成長を始めた。現在は、米国国内にロサンジェルス・メルローズやニューヨーク・ソーホーの旗艦店を含む直営店33店を展開しており、今後も戦略的に店舗を増やし、2015年末までに100店の展開を目指す。

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