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TSI/従業員持株会信託型ESOPを導入

2014年08月19日 / 経営

TSIホールディングスは8月19日、従業員インセンティブ・プラン「従業員持株会信託型ESOP」を導入すると発表した。

<制度の仕組み>

「TSI社員持株会」に加入するすべてのグループ社員を対象とするインセンティブ・プラン。持株会に加入する社員のうち、一定の要件を充足する者を受益者とする信託(持株会信託)を自社が設定し、持株会信託は今後の一定期間にわたり持株会が取得すると見込まれる数の自社株式を、借入により調達した資金で予め取得する。

その後、持株会信託は持株会が定期的に行う自社株式の取得に際して、自社株式を持株会に売却する。持株会に対する自社株式の売却を通じて売却益相当額が累積した場合には、これを残余財産として受益者要件を充足する社員に対して分配する。

持株会信託が自社株式を取得するための借入に対して補償を行うため、自社株価の下落により、持株会信託が借入債務を完済できなかった場合には、自社が借入先銀行に対して残存債務を弁済するため、社員への追加負担はないという。

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