サンリオ／訪日外国人対応強化で、銀座店に免税専用レジ

サンリオは11月、旗艦店の「銀座店」に、訪日外国人客向けに消費税の免税対応をする免税専用レジを設置する。

銀座店は年間来店客のうち3割から4割が訪日外国人で、制度改正を踏まえ、11月の改装にあわせて免税専用レジを設置する。

免税処置は手続きに時間がかかり、一般のレジと分けることで、よりスムーズな会計を目指す。

年内には、東京都多摩市のテーマパーク「サンリオピューロランド」にも導入し、銀座店で免税対応の運営ノウハウを蓄積し、順次、原宿、新宿、池袋、空港内店舗など直営店10店程度に免税専用レジを導入する予定だ。

サンリオのメインキャラクターである「ハローキティ」は、ジャパンショッピングツーリズム協会から、Japan Tax-free PRイメージキャラクターに任命されている。

消費税免税制度のPRキャラクターの認知度もあり、新しい消費税免税制度にしっかりと対応していきたいという。

10月1日から、新しい消費税免税制度が開始され、販売する商品のほとんどが免税対象商品となることに対応するもの。これまでは、キャラクターをあしらった一部のデジタルカメラなどが免税対象商品だった。

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