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サンリオ/物品事業の営業利益2割減の20億円に

2009年07月30日 / 決算

サンリオが7月30日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、ソーシャル・コミュニケーション・ギフト事業の売上高は143億円(前年同期比4.5%減)、営業利益は20億円(20.0%減)となった。

減収の要因は、国内物販において、全般的に不振の百貨店やチェーンストアへの納品が減少したことやコンビニエンスストア向けなどの特注が減少したことに加え、国内ライセンスにおいて、玩具や土産用雑貨などが低迷したことによる。国内の既存店の売上高(直営店及び百貨店の当社直営ショップベース)は0.7%減だった。好調な欧州地域も為替の影響に打ち消されたが増収を維持。減益の主な要因は、主に国内ライセンスの低迷による。

商品・キャラクター面では、国内外において、ライセンスは「ハローキティ」を中心に展開、国内物販においても、安定した人気の「アイ・ラブ・ハローキティ」シリーズや大人の女性を意識した日用品ブランド「ウレシイマーケット」などが引き続き好評だった。「ハローキティ」35周年記念商品が加わり直営店舗の売上高は前年並みを維持することができた。

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