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化粧品市場/2013年は1.3%増の2兆3200億円

2014年10月29日 / トピックス商品経営

矢野経済研究所は10月29日、化粧品市場に関する調査結果2014を発表した。

調査によると、2013年度の国内化粧品市場規模は、前年度比1.3%増の2兆3200億円(ブランドメーカー出荷金額ベース)と2年連続で成長を遂げた。

日本の化粧品市場は、人口減少や少子高齢化により、成熟した市場ではあるが、参入メーカーでは、シニア層や男性をターゲットにした製品開発を行うことで、需要拡大に取り組んでいる。

2013年度の製品分野別市場規模は、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、男性用化粧品の全てのカテゴリーで前年度実績をクリアする推移となった。

スキンケア市場ではオールインワンジェルや美容液などのスペシャルケア製品、メイクアップ市場ではまつ毛ケア効果を訴求した美容液配合マスカラやBBクリーム、ヘアケア市場ではオイル配合やオーガニックを訴求したブランド、フレグランス市場は経済状況が上向きとなったことが影響して、メゾンフレグランスなどの高価格帯のブランドが好調に推移した。

男性用化粧品市場では、機能性訴求のスキンケア製品や、地肌ケアやスカルプケアを訴求したシャンプー・リンスが好調に推移したという。

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