- 関連キーワード
- isetan
- isetan-mitsukoshi
- 伊勢丹新宿本店
三越伊勢丹は12月、本館6階ベビー子どもフロアをリニューアルオープンした。
玩具、マタニティ・新生児、スクールライフのコーナーを先行でオープンし、来年3月にはグランドオープンする
ベビー子どもフロアのコンセプトは、子育てのすべてのシーンの中で、世界最高のモノとコトを提案し、世界に通用する大人になるための子育てを支援するとした。
そのため、売場のリニューアルにあわせて、子ども向け学習プログラム「cocoku(ココイク)」を開始し、物販だけでなく、子ども向けのサービスも拡充した。
売場構成は、これまで年齢軸で行っていたモノ(サイズ)の分類から、子育てシーンごとの親の価値観を軸とした展開に一新した。0~6歳の子どもを持つ親と、3歳以上の子どもをターゲットとした。
妊娠・産前・産後のシーンを「マタニティ・新生児」コーナー、ファミリーで知育するシーンを「玩具」コーナー、幼稚園・小学校生活のシーンを「スクールライフ」コーナーとして展開する。ベビーカーを利用し、子どもを抱っこしながら、買い物するお客の利便性を考え、各コーナーごとにレジを配置した。
来年3月には、ファッションを共有するシーンを想定した未就学児童むけ(トドラー)のファッションを集積したコーナーを確立し、グランドオープンする計画だ。男児と女児の洋服の比率を3対7から、4対6に変更し、男児でもファッションを共有しやすくする。
2013年3月にリニューアルした20代~40代までの女性をターゲットとした2階「アーバンクローゼット」の利用者が好むテイストのブランドや価格帯の子ども服を品ぞろえを強化する方針だ。
会員カードのMICARDの分析によると、現在、婦人服とベビー子どもフロアの買い回り率は20%程度だが、リニューアルにより、2倍の40%程度に高めるのが目標だ。
マタニティ・新生児コーナーは、産前と産後の2つのコンセプトで構成。産前では、妊娠前のライフスタイルを活かしつつ、ストレスが少なく過ごせる提案のほか、生まれてくる子どものためにそろえる商品を集積した。
売場には、妊娠中の体や気持ちの変化などについても学んだ、社内資格の「マタニティー・ベビーコンシェルジュ」の有資格者のスタイリストを配置し、子育ての不安の解消や相談にも対応する。
80cm以下のベビー服の販売では、衛生上の観点から、ビニール袋にいれた販売が義務つけられているが、商品見本を豊富に展開し、実際の肌さわりや風合いを確認しながら、商品を購入できる工夫をした。
産後では、ベビー用家具・寝具・インテリア雑貨を集めた屋内の生活シーンと、ベビーカー・ベビーキャリア・ベビーウェアを集めた屋外(お出かけ)の生活シーンを想定。売場の床も白の大理石から、石畳風のタイルに変更することで、部屋の中と外の2つをイメージした演出をした。
玩具では、文部科学省が提唱する幼稚園教育要綱が掲げる、幼稚園卒園までに子どもに身につけさせたい5つの力(健康、人間関係、環境、言葉、表現)をベースに売場を構成した。
健康(Physical)では三輪車など体を動かす遊び玩具、人間関係(Imagination)ではトミカなど友だちと遊べる商品、環境(Science and Culture)では地球儀や人体模型などサイエンス・カルチャ―を学べる商品、言葉(Learning)では絵本、表現(Art and Music)では音楽やアートに関連する商品を提案する。
玩具コーナーでは、常設のプロモーションスペースを設置。常時、スタッフを配置し、知育玩具の遊び方を子どもに教えるだけでなく、両親に教育的な要素なども伝えるパフォーマンス提案を行う。プロモーションで訴求する商品は2週間に1度を目途に変更する予定だ。
玩具コーナーには、4か所の子ども向けのプレイスペースを設置し、子どもが飽きずに買い物できる環境を調えた。
スクールライフは、幼稚園・小学校の生活シーンを想定。子ども靴、セレモニーウェア、水着、ランドセルなどの季節商品、肌着・ナイトウェアなどを展開する。
幼稚園・小学校という組織・ルールのなかで、子どもの個性が発揮できるような商品を集積。常設コーナーとして、イニシャルの刺しゅうなどを受注するカスタムオーダーコーナーを設置した。
スクールライフは5つの売場を壁の色で色分けした。緑はスクールウェア、黄色は小物雑貨、青はシューズ、ピンクは肌着とナイトウェア、オレンジはシーズン・オケージョンとした。
肌着コーナーは、小学校の中・高学年で、はじめてブラジャーを購入する子どもへ配慮し、試着室の入口を2つのカーテンで仕切り2重にした。母親も一緒に試着室に入れるよう大きめの個室タイプを採用した。
ベビー休憩室も一新し、ベビーカーでも入りやすいおむつ交換スペースを設置。授乳室には個室を設け、ゆっくりと過ごせる空間を提供する。
関連カテゴリー
最新ニュース
一覧- カインズ/吉川美南店で人時生産性20%アップ、高家社長「次世代型店舗の第一歩」
- カインズ/埼玉県吉川市に24時間営業の無人店舗「モバイルストア」12/11オープン
- ローソンなど数社/福岡市中央区「天神ビジネスセンター1期・2期計画」来年8/1新設
- イオン/11月はイオンリテール既存店6.3%増、ブラックフライデー企画に注力
- セブンイレブン/11月の既存店売上高2.7%増、客数は0.4%減と伸び悩む
- ライフ/2026年1月1~3日は休業、営業開始は1月4日から
- まいばすけっと/東京・神奈川・千葉に12/12計4店舗オープン
- カインズ/埼玉県「吉川美南店」にマフィン専門店12/11オープン、カレーも提供
- 丸亀製麺/沖縄県石垣市に「石垣島店」オープン、沖縄の離島初出店
- ZOZO/ゾゾタウン過去20年の購買データもとに「ファッション通販白書」を発表
- 【PR】クレオ/「夏の長期化×物価高で変わる!食卓変化レポート」販売開始
- ニトリ/大阪市に「平野店」 6,672m2、来年6/8オープン
- サブウェイ/神奈川県茅ケ崎市に「イオン茅ヶ崎中央店」12/17オープン
- 物語コーポレーション/宮城県石巻市に「丸源ラーメン 石巻店」12/17オープン
- トーホー/神戸元町商店街に直営のコーヒー店12/15オープン
- 資さんうどん/福岡・山口・佐賀の一部店舗で麺大盛が無料に、12/11~24
- おかしのまちおか/戸塚モディに12/12新店舗オープン
- マルキョウ/福岡市西区に「福重店」来年7/29新設
- IDOM/福岡市に「ガリバー福岡西店」6038m2、来年7/11新設
- 牛丼3社/11月既存店売上高、すき家13.1%増・吉野家4.4%増・松屋10.8%増
- ビックカメラ/11月の全店売上9.5%増、音響映像商品が6.6%増
- DCM/11月の既存店売上高3.0%減
- ファミマ/11月の既存店売上高1.9%増、客数は3.3%減
- ミニストップ/11月は既存店売上4.6%減
- 台所用洗剤 売上ランキング/9~11月は花王「キュキュット」が1~5位にランクイン
- カインズ吉川美南店/次世代型店舗12/11オープン、DXを加速・ペット施策も強化
- NTT日比谷タワー/オフィス・商業など複合施設、31年10月完工予定
- 溝の口駅南口/川崎市に飲食などの複合施設「MAZAKA」来年4月竣工
- 京阪ザ・ストア/淀屋橋駅コンコース新規テナント区画、ベーカリーが先行オープン
- Uber、Uber Eats/ID連携で「楽天ポイント」がたまる、戦略的パートナーシップ開始
- THE CITY BAKERY/銀座インズに東京初のバー&グリル併設店舗12/15オープン
- コメリ/栃木県矢板市に「コメリハード&グリーン矢板店PRO館」12/21オープン
- 山下本気うどん/「金沢フォーラス」に12/10新店舗オープン、北陸に初出店
- クスリのアオキ/愛媛・群馬・富山に12/10新店舗オープン
- サラベス/「表参道店」12/15オープン、ディナー・アフター5も充実
- 【PR】マップマーケティング/TerraMap Web「人流データ分析 新機能・新プラン解説セミナー」12/16開催
- ニトリ/「鈴鹿中央通り店」「デコホーム イオンタウン名西店」12/12同時オープン
- ゴンチャ/横浜市に「ららぽーと横浜店」12/16オープン
- キーコーヒー/「KEY’S CAFE ひたち南ドライブイン店」12/12オープン
- サブウェイ/埼玉県草加市に「草加ヴァリエ店」12/10オープン







































