松坂屋名古屋店／2016年春までに約2.5万m2を改装

大丸松坂屋百貨店は2016年春までに、松坂屋名古屋店の第3期改装を行う。改装面積は約2万5000㎡で、全売場面積の約30％となる。

＜松坂屋名古屋店＞

2015年春には、約3300㎡を先行して改装する。投資額は約7億円で、2015年度の増収目標は約19億円。3月25日シューズ＆バッグギャラリー、4月1日ランジェリー＆ナイティサロン、4月29日Lサイズガーデン、5月27日、グッドエイジ（シニア向け）サロン（仮称）をオープンする予定だ。

＜2015年春のフロア構成＞

本館3階のハンドバックを、地下鉄駅と通路で直結し、お客の往来が多い南館地下2階に移設。コーディネートのポイントとなる婦人靴とバッグを同一フロアで展開する。婦人靴は2003年以来12年ぶり、バッグは2001年以来14年ぶりの大改装となる。

＜シューズ＆バッグギャラリーのイメージ＞

ランジェリー＆ナイティサロンは、前回から18年ぶりとなる改装を機に、キャリアをメインの婦人服フロア本館3階に移動し、顧客層の拡大を図る。ライフスタイルブランドやラグジュアリーブランドを導入し、美に関心があるすべての女性が満足できる品そろえを目指す。

ライフスタイルのカジュアル化に対応し、本館4階と南館4階で別展開していたミセスとヤングのLサイズコーナーを本館4階に集約。名古屋市内で最大級の面積とブランド数（30）の品そろえを提供する。

本館7階には、名古屋市内の百貨店では初めて、おしゃれで活動的なこれからの時代のシニア「グッドエイジ」のための売場を新設する。

これまで本館、北館の各フロアでそれぞれ展開していた商品・サービスを1か所に集約するほか、多様な要望に対応する新サービスを導入する。

そのほか、北館5階外商サロンに、上質なオリジナルツアーを企画・販売する松坂屋旅行センターを新設する。

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