流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





大塚家具/創業者の大塚勝久氏の株主提案に反対を表明

2015年02月17日 / 経営

大塚家具は2月17日、創業者で筆頭株主の大塚勝久代表取締役会長が、3月開催予定の株主総会で提案する株主提案に反対すると表明した。

消費税増税後の業績不振などで2014年7月に、現社長の大塚久美子氏を解任し、大塚勝久会長が代表取締役会長兼社長に就任した。

しかし、勝久氏が社長に就任した2014年12月期決算は、4億200万円の営業損失となったため、1月28日に久美子氏が社長に復帰した。久美子氏は2月13日に、取締役から勝久氏を外す新経営体制を発表した。

勝久氏の株主提案は、自身を含む取締役の人選で、会社側の新体制とは異なる人選となっている。

大塚家具は、「経営の透明性を確保するため、経営体制を刷新することを企図して社長交代を実施したにもかかわらず、その直後に株主提案を実施したこと自体、提案株主に新経営体制に協力する意図がないことを示すものであって、経営を再度混乱かつ不透明にさせ、企業価値・株主利益を棄損するものであるといわざるを得ない」と述べている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧