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東急百貨店、三越伊勢丹/業務提携契約を終了

2015年03月09日 / 経営

東京急行電鉄、東急百貨店、三越伊勢丹ホールディングスは3月9日、3社の業務提携契約を終了すると発表した。

2007年に東急、東急百貨店、三越伊勢丹の3社で締結した百貨店事業に限定した業務提携契約を3月31日に終了するもの。

三越伊勢丹から東急百貨店への人材派遣などを通じて、百貨店事業に関わる業務提携を推進してきたが、提携開始から8年が経過し、両グループを取り巻く経営環境が大きく変化したことに対応した。

今後は、東急と三越伊勢丹HDとの間で、営業面の連携や協業の可能性について、両グループの幅広い分野を対象に検討を行う協議会を設け、引き続き協力関係を維持していく。

協議会は定期的に開催する予定で、両社で共通して事業を持っている百貨店事業、不動産賃貸事業などでの連携を検討する。

なお、2010年に業務提携契約の一環として、三越伊勢丹ホールディングスから派遣された二橋千裕東急百貨店代表取締役社長執行役員兼三越伊勢丹HD専務執行役員は、3月31日付で、三越伊勢丹HD専務執行役員を退任し、東急百貨店代表取締役社長に専念する。

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