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米子高島屋/ふるさと納税事業へ参加

2015年04月02日 / トピックス商品経営

米子高島屋は4月1日から、鳥取県米子市の「米子市ふるさと納税」のPRとふるさと納税記念品の提供を開始した。

<納税記念品の一例>
納税記念品の一例

地方自治体が実施する「ふるさと納税」の事業への参画は、髙島屋グループとしても初めての試み。

米子髙島屋は、昨年50周年を迎えた。事業を新たなビジネスモデルとしてだけではなく、これまで支えてもらった地域への感謝の気持ちを込めて、米子市と地元特産品の良さを全国へ向けて発信し、地域の活性化につなげるという。

大都市圏を含めて全国に17店を有し、地元米子にも店舗が在る髙島屋のネットワークやノウハウを通じて、全国から「米子市ふるさと納税」の寄附増大と定着化に貢献する。

髙島屋が発行する自社VIP会員層(首都圏・近畿圏居住率約80%)向けの会報誌で、米子市と「米子市ふるさと納税」を全国に訴求する。

百貨店の総合力を活用し、より魅力的なふるさと納税記念品のラインナップを実現することで、米子髙島屋と、地元特産品の良さを全国に発信するとともに、地域経済の活性化に貢献する。

「米子髙島屋グルメセレクション」として、「松葉ガニ」「鳥取和牛オレイン55」「のどぐろ」など、これ
まで取り扱いのなかった地元の特産品や、3~10万円の高額な寄附金額にも対応した髙島屋厳選のふるさと納税記念品21品が新たに加わる。

なお、米子市の「ふるさと納税」は、金額・件数ともに全国トップクラスで、2014年度は、約4万人から4億600万円を超える寄附があった。

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