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ブルーワークスカンパニー/ジーンズメーカー自己破産を申請、負債9億円

2015年06月02日 / 経営

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帝国データバンクによると、ブルーワークスカンパニーは5月29日、広島地裁福山支部へ自己破産を申請した。

1993年7月に設立されたジーンズメーカー。地元老舗の大手メーカーのブルーウエイ(2014年5月にジェイプランニングに商号変更)の海外事業部を分社化して設立され、オランダやイタリアのブランドを担当し、専門店などを中心に販路を構築、2009年6月期には年売上高約4億300万円を計上していた。

その後、2012年9月にはブルーウエイの業績悪化に伴い、グループ再編を進める中で、同社の手がけていた、数少ない国内生産にこだわった自社ブランド「BLUE WAY」の事業を含め、生産販売に関する権利義務を吸収分割により承継、オランダのブランドとあわせて販売を伸ばし、2013年6月期には年売上高約11億1800万円を計上していた。

しかし、ジーンズ業界でSPA(製造小売)の台頭による低価格化が進行する中で、「BLUE WAY」の販売は思惑通りに伸びず、海外ブランドとの契約満了などもあって売り上げは低迷を続け、収益性の改善も進まず、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。グループ全体での借入金が重荷となる中、ここにきて先行きの見通しが立たなくなった。

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