オンデーズ／外国人専門の人材紹介事業に参入

2015年06月04日／店舗経営

アイウェアの製造販売を手掛けるオンデーズは6月1日、新規事業となる外国人専門の人材紹介会社「ダイバージェント」を設立し、サービスを開始した。

主となるサービス内容は、外国人を雇いたい企業と日本で働きたい外国人のマッチング。単純なマッチングではなく、日本語力・ビジネスマナーの習熟度合いをチェックし、一定基準に満たない場合は自社独自のプログラムによる教育を行う。

そのほか、入社までに日本社会の理解度などを高め、外国人が日本企業で円滑に活躍できる環境を提供する。

ダイバージェント発足のきっかけは、オンデーズに入社した外国人社員から生まれた声で、日本企業の就職情報ツールの乏しさ、就職までの困難な環境を疑問視していた外国人社員がオンデーズ側に事業提案書を提出し、子会社設立が決定した。

事業設立に関わった社員の9割が外国人国籍で、社員自らが就職するまでに実際に経験した苦労や、入社に向けて感じた不安などを事例として業務に役立てる。

多国籍に対応でき、多言語、宗教や文化など、それぞれの価値観を尊重しながら利用者と向き合える環境を整えるという。

所属社員の主な国籍は、中国、台湾、シンガポール、ネパール、チュニジア、スペイン、ポーランドなど。対応言語は、英語、中国語、フランス語、アラビア語、スペイン語、タミル語など。

■ダイバージェント
http://www.divergent.tokyo/

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