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富士山マガジンサービス/東証マザーズに上場

2015年07月07日 / 経営

富士山マガジンサービスは7月7日、東京証券取引所マザーズに上場した。

上場に伴い公開した2014年12月期決算は、売上高19億4100万円、営業利益2億300万円、経常利益2億300万円、当期利益1億2600万円だった。

2015年12月期第1四半期決算は、売上高6億300万円、営業利益1億900万円、経常利益1億900万円、当期利益7100万円だった。

各マーケティングチャネルの充実、SEO対策やリテンション対策による雑誌購読者の定期購読者化、新規受注高の増加と継続率の上昇による継続受注高増加のための各種施策を実施した。

Web経由以外で新規の雑誌定期購読者数を増やすために、出版社が管理する既存の定期購読顧客の管理を自社に移管し、自社が購読顧客の獲得、管理、配送までを一括で受ける「Fujisan VCS(Fujisan Value Chain Support)」の展開と法人顧客開拓についても、引き続き注力した。

第1四半期累計期間において総登録ユーザー数(一般購読者と法人購読者の合計数)は194万4448人、そのうち課金期間が継続している継続課金ユーザー(Fujisan.co.jpに登録しているユーザーのうち、月末時点で年間定期購読と月額払い定期購読の申込みを継続しているユーザー、当月内に雑誌を購読したユーザーの合計数)は45万9751人となった。

雑誌は、未だ黎明期にあるが、スマートフォン、タブレット端末の普及に合わせ、今後、紙媒体に並ぶ媒体となることが期待されるデジタル雑誌の取次サービスの拡大についても、引き続き注力した。自社が取り扱うデジタル雑誌数は3月末時点で2535誌となった。

2015年12月は、売上高23億9300万円、営業利益2億6900万円、経常利益2億7000万円、当期利益1億5900万円の見通し。

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