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養老乃瀧、ネスレ日本/キッチンカーを活用し飲食店の起業支援

2015年07月07日 / 経営

養老乃瀧とネスレ日本は7月6日、アイデアと志のある個人や企業の起業を支援するため、「ネスカフェキッチンカー」(移動販売車)を無料で入手できる新たなビジネスモデルを構築したと発表した。

<ネスカフェキッチンカー>
ネスカフェキッチンカー

アイデアと志があり、自慢のメニューを世に広めたいが、起業するための十分な資金がないという個人や企業を支援するために、ネスレと養老乃瀧が新たなビジネスモデルを構築したもの。

ネスレは広告宣伝費として「ネスカフェキッチンカー」の購入代金を実質的にサポートし、「ネスカフェ」の家庭外におけるブランド認知向上と飲用体験の拡大を図る。

養老乃瀧はオーナーの審査やキッチンカーの運営・管理をネスレから受託することで新たな飲食事業モデルを確立する。

サポートには、一定期間の継続的運営を必要とするなどの条件がある。仕込み場所の確保や各種申請に掛かる費用など、オーナーが実施・負担すべき諸手続・諸費用が発生する。

<ビジネスモデルの概要>
ビジネスモデルの概要

まずは、7月10日から、人気のエスニック料理である「カオマンガイ」を販売するキッチンカーが、JR池袋駅南口からすぐ、養老乃瀧本社前1階スペースで営業を開始する。

<カオマンガイの販売イメージ>
カオマンガイの販売イメージ

両社は今後、「ネスカフェキッチンカー」を活用した新しいビジネスモデルを推進するため、オーナー募集を本格的に開始し、2020年までに日本全国で100台の展開を目指す。

8月以降に、養老乃瀧ホームページで、オーナー募集について詳細を案内する予定だ。

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