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JR田町駅前/大規模複合開発、(仮称)TGMM芝浦プロジェクト着工

2015年09月28日 / トピックス店舗経営

東京ガス、三井不動産、三菱地所は9月28日、田町駅東口の芝浦エリアで「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」を着工した。

<(仮称)TGMM芝浦プロジェクト>
(仮称)TGMM芝浦プロジェクト

JR田町駅東口隣接の東京ガス所有地(約2万8000m2)において、オフィス、商業施設、ホテルなどからなる全体延床面積約30万m2の複合ビジネス拠点を創出する。

東京ガスの先進的な環境エネルギー技術と、三井不動産・三菱地所が日本橋エリア・丸の内エリアなどでそれぞれ培ってきた不動産開発ノウハウをもって、先進的かつ魅力的な街づくりを推進する。

<配置図>
配置図

A棟とホテル棟、スマートエネルギーセンター(B棟Ⅰ期工事)の起工式を執り行い、10月1日に着工する。A棟、ホテル棟、スマートエネルギーセンターは2018年春竣工予定、B棟(Ⅱ期工事)は2019年中の竣工を予定する。

店舗は、A棟の1階から4階、B棟の1・2階に配置する。

外装デザインは、世界的な建築設計事務所であるKPF(Kohn Pedersen Fox Associates)が担当。東京のスカイラインに浮かび上がる、2棟のオフィスタワーの門型フレームは、プロジェクトや国際都市・東京を訪れる人々を迎え入れる「ゲート」をイメージしてた。

A棟は、基準階延床面積を活用した約3900m2の大規模空間を実現した大型オフィスや、天候に関わらず、多彩な店舗やサービスで来街者を迎える商業施設、ホテルで構成。

<現在の計画地(右手奥に愛育病院)>
現在の計画地(右手奥に愛育病院)

隣接する公共街区では、カンファレンスホールやスポーツセンター、病院が整備、開業済であり、今後、公園も整備する予定だ。

公共街区とプロジェクトは歩行者デッキで接続され、田町駅からバリアフリーの歩行者ネットワークが完成する。

オフィスフロアの天井高は2.8mmを確保。窓面を最大限開口させることにより、オフィススペースからダイナミックな眺望を臨み、かつオフィスワーカーに圧迫感を感じさせない快適性の高い空間を創出する。

災害時対応として、非常用発電機やスマートエネルギーセンターに設置されるガスコージェネレーションの利用により、オフィス共用部だけではなく、専有部へも72時間電力供給が可能とし、重要機械設備の地上化なども計画。最新のBCPスペックでテナント企業の業務継続をサポートする。

<A棟オフィスエントランス>
A棟オフィスエントランス

共用部は、天井高7.5m、KPFがデザインした木調ルーバーを基調とした都会的デザインのオフィスエントランスを整備し、テナント企業役員向けのVIP専用エレベーターを設けるなど、洗練されたデザインと、オフィスとしての利便性向上に配慮した計画とする。

<計画概要>
計画概要

<現在の計画地>
現在の計画地

現在の計画地

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