- 関連キーワード
- 倒産
帝国データバンクは9月29日、アパレル関連企業の業績動向を発表した。
調査によると、2014年度は約半数で業績が悪化し、2割超の企業が赤字となった。
調査対象は、「男子服卸」「婦人・子供服卸」「下着類卸」「男子服小売」「婦人・子供服小売」を主業とする企業で、このうち2012年度~2014年度の年売上高が比較可能な1万5688社について分析を行った(かばんや靴、アクセサリーなどの服飾雑貨を扱う業者は含まない)。
2014年度のアパレル関連企業の年売上高の合計は前年度比0.7%増の10兆468億9900万円で、伸び率が鈍化した。
赤字企業の割合は21.6%で、2013年度比で2.8ポイント上昇し2割台となった。減益企業も含め、56.2%が業績悪化または改善していない。
赤字企業の割合は、年商が1億円以上では2割前後だが、「1億円未満」では約3割の企業が赤字になっている。
地域別に分析すると、年売上高は「中部」が前年度比2.5%減となり3大都市圏で唯一の減収となったほか、「東北」の赤字企業の割合が34.6%と唯一3割超えとなった。
ここ3年ほどで急激に進んだ円安による仕入コストの上昇や、2014年4月の消費増税の影響に伴う消費の低迷などから、アパレル業界の経営環境は非常に厳しい状況が続いている。
加えて、2014年度以降はアパレル関連企業の倒産が増加に転じているほか、一部大手アパレル企業でも業績悪化を余儀なくされており、その動向が注目されている。
関連カテゴリー
最新ニュース
一覧- エディオン/国営平城宮跡歴史公園最寄りに「奈良三条大路店」オープン
- 楽天市場/AI活用で店舗運営効率化や生産性向上「楽天AI大学」公開
- ニトリ/「NITORI BUSINESS」法人事業サイトリニューアルオープン
- ビックカメラ/転売目的など不適切な免税販売の防止システム全店導入
- ユニクロ/4月既存店売上高18.9%増、気温高く夏物好調
- ABCマート/ららぽーと豊洲のレギュラー業態をリニューアルオープン
- コメリ/5月1日から414品目を値下げ
- マツキヨココカラ/「医薬品登録販売者試験対策テキスト2024」発売
- ZOZO/3月期、セール拡大・コスメ強化などで増収増益
- 日本調剤/3月期はインフルエンザの流行などで増収増益
- モノタロウ/1~3月、販促活動を積極化・アイテム拡大などで増収増益
- そよら横浜高田/来館者200万人目標、鮮度・即食・カフェを強化
- イオンモール浦和美園/うららか広場・外部棟新設、ユニクロ・GU大型店で集客強化
- イオン松江ショッピングセンター/4/26リニューアルオープン
- リンガーハット/勤務経験者の「カムバック採用」支援システム導入
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- ABC-MART/全国のイオンモールなどで9店舗同時オープン
- 総合スーパー/3月はイオン5.3%増、PPIH11.0%増、ヨーカドー0.2%増
- PLANT 人事異動/PB開発本部を新設、開発と調達の権限を一元化
- ラーメン・カレー・定食/3月既存店丸亀製麺13.5%増、王将フード6.5%増
- ファミレス/3月既存店すかいらーく14.4%増、サイゼリヤ29.1%増
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- F&LI/すし居酒屋「杉玉」福島県・いわき駅前に東北初出店
- DCM/事業者向けのクレカ「ビジネスマイボカード」10月開始
- フォーシーズ/京王聖蹟桜ヶ丘SCに中華料理の新業態「香華園」オープン
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- カワチ薬品 決算/3月期は営業利益15%増、人件費・水道光熱費を抑制
- ゲンキー 決算/7~3月は営業利益36.5%増、生鮮食品を強化
- 東急ストア/3月の売上高172億円、既存店3.1%増
- 鼻炎用薬/1月~3月1位は久光製薬「アレグラFX」
- 加工食品/3月、丸美屋「のりたま 大袋」が1位
- アイスクリーム/3月は明治「スーパーカップ レモンのレアチーズ」が1位
- 三井アウトレットパーク 岡崎/2025年秋に170店舗オープン
- イオン九州/福岡高速6号線工事ヤード跡地「香椎いーなテラス」オープン
- 7-Eleven/「デリバリーサービス7NOW」2025年10億ドルの目標
- 7-Eleven/質を伴った店舗を世界30カ国に10万店目標