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大庄/業務用エアコンメンテナンスのミッドワークを子会社化

2015年10月14日 / 経営

大庄は10月14日、ミッドワークの株式取得と同社の第三者割当増資を引受け、子会社化すると発表した。

10月26日付でミッドワークの発行済み株式300株のうち、既存株主から100株を取得する。同日付でミッドワークが実施する第三者割当増資において700株を引き受ける予定だ。

これにより、ミッドワークの株式を800株(80.0%)取得することとなり、ミッドワークは連結子会社となる予定だ。

ミッドワークは、業務用エアコンの洗浄とメンテナンス業務などを主要事業としており、最近では、飲食店舗で使用した中古厨房機器や什器備品類の仕入・販売業務にも取り組んでいる。

自社との取引関係としては、以前から店舗のエアコン洗浄とメンテナンス業務を依頼するなどの取引関係にあった。

最近では、自社の改装・閉鎖店舗が多くなったため、店舗から引き揚げた店舗設備や厨房機器類の後処理業務を委託するなど、ミッドワークの持つ専門技術や運営ノウハウを高く評価していた。

こうした店舗の閉鎖・改装時の設備資産の後処理業務は、今後ますます増大することが見込まれるとともに、既存店舗における老朽化した店舗設備や厨房機器類の「オーバーホール・メンテナンス業務」は経営の重要課題であると認識している。

ミッドワークを子会社化することにより、グループの店舗資産の有効活用、コスト効率化により、企業価値向上が期待できると判断した。

将来的には、店舗アフターケアサービス業務を総合的に担うグループ会社として位置付けるという。

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