流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。

レナウン／3～8月は売上高2.2％減、営業損失16億9000万円

2015年10月14日 ／ 決算

レナウンが10月14日に発表した2016年2月期第2四半期決算は、売上高311億7500万円（前年同期比2.2％減）、営業損失16億9000万円（前期は18億3300万円の営業損失）、経常損失14億7200万円（16億7500万円の経常損失）、当期損失15億5900万円（17億5800万円の当期損失）となった。

アパレル・ファッション業界では、訪日外国人による購買の増加に加え、一部の高額商品を中心に売上が好調に推移したものの、消費増税後の生活防衛意識が依然として根強く、円安による物価上昇などもあり、全般的に厳しい消費環境が続いた。

小売ビジネスの拡大、Eコマースの積極展開を重点施策に掲げ取り組んだ。

ショッピングセンター、Eコマースにおける販売は堅調に推移したものの、主力販路である百貨店、GMS向け販売が苦戦したことにより、売上高は減収となった。

一方、原価低減などによる売上高総利益率の改善に加え、販売費・一般管理費の削減により、営業損失、経常損失、当期損失は改善した。

通期は、売上高715億円、営業利益7億円、経常利益10億円、当期利益6億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧