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イオンアグリ創造など4社/産学協創で理工系グローバルエリートを育成

2015年10月20日 / 経営

東京農工大学は10月17日、イオンアグリ創造、清水建設、日立ソリューションズとともに、理工系グローバルエリートの育成プログラム「グローバル・アカデミー」を開始し、企業3社が学生に対するレクチャーを実施した。

産学協創によるプログラムで、思考構築と事業創出を目指し、約45人の学生が参加した。当日は、企業が専門分野の社会課題のテーマを学生に提示し、その外的環境や課題、学生に期待する内容について説明した。

学生は各企業の社員とともにテーマに対する意見や施策をグローバルな視点でまとめ、12月に企業に提言する。

東京農工大学は、国際社会に向けて日本の産業をけん引し、発展へと導く実践力を持つ理工系グローバルエリートの育成を目的に、「グローバル・アカデミー」を10月3日に開始した。

イオンアグリ創造、清水建設、日立ソリューションズの3社も多様な人材や意見を経営に生かすダイバーシティ経営を推進し、グローバルな人材育成に力を入れており、プログラムの趣旨に賛同し参画することになった。

イオンアグリ創造「食のグローバルG.A.P.」を課題とし、安全な農産物をめざす国際的な認証であるグローバルG.A.P.を中心に、「食の安全と持続可能な生産管理」について学生に考えてもらう。

学生は今後、テーマに対してチーム単位で仮説を立てて検証し、企業に提案するという事業創出のプロセスを経験する。

各社の社員は、学生と一緒に考えたり、異業種の社員同士で意見交換したりする中で得られる新たな視点を生かし、企業での事業創出に取り組む。

東京農工大学、イオンアグリ創造、清水建設、日立ソリューションズは、プログラムを通じて、日本の産業の将来を担うグローバルエリートの育成や、社会課題を解決する事業創出に取り組む。

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