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ユニクロ、東レ/戦略的パートナーシップで、5年で1兆円の取引

2015年11月17日 / 商品経営

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ユニクロと東レは11月17日、「戦略的パートナーシップ第III期5か年計画」に関する合意書を締結した。2016年から2020年までの5年間で、取引累積額1兆円を計画する。

両社は今後、2期10年続いてきた「戦略的パートナーシップ」をさらに強固なものにし、これからの時代をリードする新しい産業の実現を目指す。

2006年~2010年までの第1期の取引累計額は約2500億円、2011年~2015年までの第2期の取引累計額は約6000億円となる見込みだ。

共同開発商品としては、エアリズム、ヒートテック、ウルトラライトダウンなどがある。取引額には、原材料のほか、一部の商品の縫製作業代も含む。

現在、東レでは、さまざまな部署にユニクロ専任チームを配置しており、約200人体制で業務をサポートしているという。

グローバル化とデジタル化による、新しい産業の創出として、IoT(Internet of Things)を活用し、両社でEnd to Endのビジネスを実現。

生産のさらなるスピードアップ、生産拠点のより一層のグローバル化・多極化、市場別最適生産の推進をする。

そのほか、グレーターチャイナ(中国、香港、台湾)事業の成長を支える生産拠点の拡充も行う。

LifeWearとMADE FOR ALL商品のさらなる追求として、既存商品の快適さや機能性の向上、これまでにない新しい価値のある商品の研究開発、日常生活を快適に過ごせるスポーツウエアの開発を加速するという。

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