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日清オイリオ/中国の食用油大手と提携、中国事業を立て直し

2013年09月27日 / 経営

日清オイリオグループは9月27日、中国で食用油などを手がける中国糧油控股有限公司と業務提携すると発表した。

あわせて、日清オイリオグループが100%出資する大連日清製油有限公司について、出資持分の51%を中国糧油の100%子会社に譲渡し、大連日清製油を日清オイリオグループと同子会社との合弁会社にすることも決めた。これにより、大連日清製油は日清オイリオグループの連結子会社から持分法適用関連会社となる。

9月28日に業務提携契約などを締結し、2014年3月31日に出資持分を譲渡する予定。

中国糧油は、中国の食品大手である中糧集団有限公司(COFCO)の傘下企業。中国糧油と日清オイリオは、中国における食用油・健康食品などの開発、生産、販売について提携する。健康オイルを中心としたビジネスを展開し、付加価値の高い食用油市場を現地で新たに開拓する。

また、大連日清製油については、中国糧油グループの資本・経営参加を受け入れることで、搾油事業の再生を進める。

日清オイリオグループは、1988年に中国市場に参入。ここ数年、同国における事業環境が大きく変化するなか、油脂・油糧事業の再構築が課題となっていた。

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