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資生堂/4~9月期は特損計上も、営業益予想など引き上げ

2013年10月17日 / 経営

資生堂は10月17日、2014年3月期第2四半期(4~9月)における特別損失の発生と、同四半期の業績予想の修正を発表した。

同社は経営改善のため、店頭在庫の改善などを進めている。これに絡み、店頭在庫の偏りを解消するため、売上下位商品の回収費用として約40億円の営業費用を計上するほか、生産終了品の回収分として約65億円の特別損失を計上する。

これを受け、同四半期の純利益予想を従来の70億円から55億円に引き下げる。

一方、営業利益予想は従来の150億円から200億円に、経常利益予想は150億円から210億円に、それぞれ上方修正する。

店頭在庫の回収に伴い、営業費用を引当計上するものの、販管費の効率化を進めたことや一部費用の計上が下期に繰り下がることなどが、利益の押し上げ要因となる。

売上高は、おおむね従来予想通りと見込む。

通期予想については据え置く。

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