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ファンケル/台湾・シンガポールの小売事業から撤退、8.9億円の特損計上

2013年11月11日 / 経営

ファンケルは11月11日、台湾とシンガポールの小売事業から2014年3月に撤退すると発表した。これに伴い、台湾の子会社は解散する。撤退、解散に伴い、2014年3月期第2四半期(4~9月)に8億9100万円の特別損失を計上する。

同社は、2000年にシンガポールで100%子会社の「ファンケルアジア」を、2001年に台湾でファンケルアジアの100%子会社「台湾ファンケル」をそれぞれ設立、店舗運営などの小売事業を展開してきた。

しかし、ともに損失の計上が続いており、自助努力による業績改善は困難と判断。現地の店舗などを整理したうえで、これらの地域に展開する販売代理店に商品を卸販売する形へと移行する。

台湾ファンケルは、小売事業に特化した現地法人であるため、事業撤退後に解散する。

今回の決定で廃止する事業の2013年3月期の売上高は11億4300万円で、連結売上高に占める比率は1.4%。

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